今回は今月行ったSSTをご紹介しますね。
みなさんは普段の言葉遣い、どのくらい意識されていますか?
今回の活動では、「ふわふわ言葉」を行いました。
ふわふわ言葉とは人の心を優しい気持ちにしてくれる言葉です。
ふわふわ言葉はたくさんありますが、例えば、
・ありがとう
・優しいね
・すごいね
・ごめんね
・頑張って
・良かったね
などの言葉が含まれます。
どうですか?相手に言われると温かい気持ちになりますよね(^O^)
対して、傷つけ、傷つけられてしまう言葉というのもたくさんありますね。
・バカ
・下手くそ
・うるさい
・あっち行って
・気持ち悪い
これらの言葉は、ちくちく言葉と言われています。
確かに、言われると悲しくなったり、不愉快な気持ちにもなりますね(T_T)
子どもたちにはこの活動のねらいや、ふわふわ言葉を使えると良い事、そしてふわふわ言葉にはどんな言葉があるのかを紹介しています☆
子どもの全身イラストを掲示して胸の部分のハートを「気持ち」として伝え、ちくちく言葉を言われると、気持ちが傷つく事を示すため、ハートの部分に針のついたピンを刺しましたイタイヨー(T_T)
ピンを抜いてもハートには穴の跡が残ってしまいます。
子どもたちには、ふわふわ言葉を声掛けしながら、ハートの穴の跡を小さなハートシールで塞いでもらいました!
この活動では全身イラストを用いる事で、ちくちく言葉で傷ついた気持ちをふわふわ言葉で少しずつ修復していく様子が、子ども達にもイメージしやすいと感じました。
もちろん子ども達には、ちくちく言葉を使わずに過ごしてほしい…という気持ちは強いのですが、大人でも不意の失言や、感情的な一言で傷つけてしまう事はありますよね。
もし、ちくちく言葉で誰かを傷つけてしまったなら、それ以上のたくさんのふわふわ言葉で、お友達や家族を笑顔にしながら、そして自分自身も優しく成長してほしいと思います。
活動を通じて自分の言葉遣いを見直すきっかけにもなったので、子ども達にはたくさんのふわふわ言葉を声かけていこうと思っています☆
やすし先生