『運動訓練では子ども達、一人一人を評価する事で、苦手な事に対する訓練を個別に実施しています。』
筋力や筋肉の伸長性等の機能が維持されていないと運動の発現が上手くいかないことがあります。
その為、体幹や四肢の筋力自体に問題がある場合はバランスボール等を利用して、筋力に負荷をかけられるような運動を実施しています。
運動を発現する際は視覚、聴覚、固有覚、触覚等の入力された感覚を脳で情報を統合し、その情報に合わせて、どの筋肉を使って身体を動かすか決定します。
その為、感覚自体の入力が少なかったり、入力された感覚情報の統合が上手くいかない場合に身体をスムーズに動かせなくなります。
運動としては輪投げやバランスボールを利用して様々な感覚を入力できる様にしています。
二重課題と呼ばれる、2つ以上の課題を処理する事が苦手なお子さんがいます。
例としてはテレビを見ながら、周りからの質問に対して応答出来なかったり、黒板を見ながらノートに文字を書くのが遅いなどがあります。
運動ではこの処理能力を向上させるために、後出しジャンケンや、運動時に課題を与え、あえて処理する課題を多くする運動をしています。
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