今週の療育は、脱穀体験でした。
みんなが毎日食べているお米は、稲穂からどうやって真っ白いお米になるのか…
きっと、イメージできないお友達もいると思います。
去年体験しているお友達は、「やったことあるよー!」とやる気満々の様子でしたが、
はじめてのお友達は(・_・)???という表情です。
工程①稲穂から籾を外す!
稲穂を見るのも初めてのお友達は、「この中にお米がはいってるの?」と不思議そうです。
一粒つまんで潰そうとするお友達もいましたが、
子どもの力では無理でした(>_<)
牛乳パックの中に稲穂の穂先を入れ、牛乳パックの口を力いっぱいギューーーっとつまみます。
そして稲穂の茎を引っ張る!!
すると…パラパラとパックの中に籾が入るのですが…子供の力ではギューーーっと
つまむ事も引っ張る事も難しいのです。でも、諦めずに何度も何度もやっていると、
だんだんコツを掴んでうまくできるようになっていきました(^_^)v
それでも難しいお友達には、先生が力を貸して頑張ります!
工程②籾から籾殻を外します!
牛乳パックの中に入った籾を、今度はすり鉢に入れてボールでゴリゴリとすり合わせて
お米と籾殻に分けます。この作業もなかなか力が必要なんです!
力の入れ方が難しく、膝をついてお尻を浮かせて座ると何とか力が入るのですが…
その姿勢を維持するのも大変です(>_<)
籾殻が取れたお米を見つけて「お米あった!!!」と喜ぶ子ども達(*^-^*)
「まだ殻がついてるから…全部お米になるまでやる!!」と、がんばるお友達もいましたよ(*^_^*)
肯定③お米からぬかを取ります!
籾殻とお米が入っているすり鉢から籾殻を取り除くのですが、
今回はストローで優しく吹いて飛ばしました。ストローで優しく吹くのも力加減が難しく、勢いよく吹いてしまいお米も飛んでしまったお友達もいましたが…(笑)上手に飛ばすことができました(^_^)v
お米を今度はペットボトルに入れて、棒を使って糠を取ります。優しい力でも強い力でもなく、
力加減をしながら一生懸命突いていきます。
ペットボトルの底部分に茶色い粉がついてくる様子を見ながら、「お米白くなってきてるー!」と、
少しの変化に一喜一憂でした(o^^o)
普段食べている真っ白なお米にはもちろんなりませんでしたが、
でも子ども達の表情には達成感が見られましたよ!
ご飯を食べるときに、体験したことを思い出してくれるといいな…と思っています(*´?`*)
いくみ先生