伝承遊びは、古くから日本で親しまれている子どもの遊びです。
絆では先月の「あぶくたった」に引き続き、「はないちもんめ」を取り入れました。
掛け合いや歌にあわせた動き、みんなでひそひそする相談など~楽しいポイントがいっぱい。
歌詞などは、地域によって様々ですね。
お家の方々の幼かった頃は、どんな歌詞だったでしょうか?
選ばれた人が晴れがましさと同時に勝負(じゃんけん)の代表としての緊張を味わう体験をするとともに、
勝負(じゃんけん)に負けると集団の犠牲になり、
一人所属集団から離れて孤独を体験しながら…別の集団に迎えいれられることによって喜びを経験したり~
魅力がいっぱい。
言葉と動きがリンクしているため低年齢児の言葉の発達にも役立ちます。
遊びを知らなくても、歌の内容がわからなくても、年齢が違っても、一緒に遊ぶと温かい気持ちになるんだなぁ~( ´艸`)
誰からも呼ばれなかった…同じ人ばかり…ということがないように、絆では相談して一人ずつ均等に呼ぶルールにしました。
この遊びを通して後ろ向きに歩く体の使い方や、決まりを理解して守る力、コミュニケーション能力が育まれたようです。
子ども達の様々な心の動きが、表情から垣間見えました!
by:ちづる先生