今回は新しく始めた活動から「ボール運びリレー」をご紹介いたしますｼﾞｬｼﾞｬｰﾝ(^^)

ペアとなったお友達と一緒に２本の棒を両手で持ち、その上にボールを乗せて運ぶリレーです。
お友達と一緒にボールを落とさないように運ぶこのリレーでは、お友達と協力する楽しさを知ってもらうことや、どのくらいの力加減や速度であれば上手に運ぶ事が出来るか、また、ボディイメージの向上にも役立てる事をねらいとしています。




子ども達にとって、楽しみながら視神経やバランス感覚の発達が期待できたり、空間認知能力や反射神経を鍛える…など、良い事が盛り合わせの療育です！！
ボール運びリレー…と聞くと、１列に並んで頭上から両手で後ろのお友達へボールを渡していく…といったものや、2本の棒にボールを挟んで運ぶ…といったやり方もありますね！挟んで運ぶルールも腕の筋力アップに良いかもしれません(*^^*)

今回、絆では２本の棒上に乗せてボールを運ぶ事を基本として、バージョンアップとして1枚の板（ダンボール製）の上で運ぶ事にもチャレンジしました。




ペアのお友達と向かい合って、カニさん歩きをしながら、先生の「１、２！１、２！」の掛け声に合わせてゴールを目指します。
板でボールを運ぶのはけっこう難しくて、子ども達は何度もボールを落としてしまいますが、拾ってその場所から再スタート！
思い通りにいかずにボールを落としてしまう事で、悔しい気持ちや悲しい気持ちになって楽しめるかな？…と思いきや、みんなボールを落としてしまっても、むしろ大笑いして、その場から続きを頑張っていました。
自分では上手に運べる…と思っていても、ペアとなったお友達と歩幅や歩調を合わせながら、バランスをとって…。ｵｯﾄｯﾄ
ボールを落としてしまっても笑ってその場からやり直している！！
そしてボールが落ちてもペアとなったお友達を責める子供もいない！

「協力して取り組み、途中で失敗しても笑い飛ばして、誰かを責めたりもせずに、またそこから何度でもやり直す☆」

今回はボール運びの紹介ブログではありますが、子供たちの成長過程を凝縮した形のようにも見えてきて…考えさせられますね(^_-)-☆

気持ちが優しい子ども達ばかりで、子ども達同士の「絆」の芽生えを感じさせられる活動となりましたよー！

やすし先生