11月から2か月間、良い距離感についてのSSTを行いました(*^▽^*)
お約束①
「まえならえ」のポーズ
お友達や先生とお話をしたり、甘えたり…が大好きな子どもたちがたくさんいます(*^_^*)
そんな大好きな気持ちから、つい距離が近くなりすぎてしまい、トラブルになってしまうことは少なくありません。ご家庭からのご相談も、よくあります(^^;
人それぞれ、心地よいと感じる距離は違い、人それぞれにパーソナルスペース(相手が不快と感じない限界範囲)があり、関係性によっても変化します。親密になるほど、パーソナルスペースは狭くなると言われていますが、相手の心地よい距離を読み取ることはとても難しいですよね(._.)
小学生以上になると、「片手の距離」が良いと教わることもあるかと思いますが、あすなのSSTでは、「まえならえ」のポーズをお約束にし、1人ずつ手を伸ばして良い距離でお話しする練習を行いました(^^♪
両手を伸ばした距離よりも近くなると「いやだな」と感じる人もいます。
だけど、「まえならえ」の距離でお話しできたら、お友達や先生、いろいろな人と仲よくなれるよ(^^)とたくさん声掛けを行いました。みんなとても上手に距離を取れるようになりました^_^
お約束②
「さわらない・みせない」「おしり、おまた、むね」の"プライベートゾーン"="水着を付けているところ"はとても大切な場所だということを、「わたしのはなし」という絵本を通して学びに繋げました。
お友達や先生の大切な場所は絶対に触らない、また自分の大切な場所を見せない、というお約束をしています。
今回"プライベートゾーン"という言葉を初めて聞いた子もいたと思います。
この「わたしのはなし」という絵本は、3歳からの児童書で、心と体は尊いもので、自分自身で守らなくてはいけないこと、そして大人が守ってくれる、ということが分かりやすく物語になっています。SSTを開始した11月から毎日帰りの会で読み聞かせを行いました(^_^)みんな関心を持ってくれるきっかけにもなり、SSTと合わせて繰り返し読みきかせることで、より理解に繋がったと感じています。
いつも真剣に聞いてくれました。
お約束③
「きいてみよう」良い距離について学びが深まった12月「きいてみよう」のお約束を追加しました。
お友達や先生と手を繋ぎたいとき、身に付けているものが気になったときは、「手をつなごう」「見せて」と聞いてみることが大切です。
自分の思いを伝える練習+相手の返事を待つ練習を行いました。
あすなの子たちはすごいです!前に出て、はずかしがらずに練習でき、みんなで認め合いができます♪
SSTを通して練習することで、普段の生活の場でも「見てもいい?」「触ってもいい?」と聞ける子が増えています♪
2か月に渡り、距離感についてのSSTを行いましたが、生活や遊びの中でも、SSTと同様の声掛けを大切にすることで、より定着に繋がっていくと思います。
ぜひ、ご家庭でもお声掛けしてみてください♪思い出ギャラリーの写真も見てくださいね♪
あすなの先生たちも引き続き頑張りましょ~~(*^▽^*)
さやか先生