こんにちは!
今月は、声の大きさのSSTを行いましたのでご紹介します♪
あすなでは、以前から声のボリュームコントロールについて、課題として取り組んできました。
しずかにしなければならない場面で大声を出してしまったり、楽しくなりすぎて大声が止まらなくなってしまい抑制が難しい…など、課題は様々で、ご家庭からのご相談も多いです。
今回のSSTでは、「お部屋の中の声の大きさ」をメインに、どんな時に、どのくらいの声を出すのか、をロールプレイを通してを練習しました。
4番のライオンさんは、発表・挨拶・歌うときの大きな声です。
みんなが得意なライオンさんの声。だけど…ポイントは、
やさしいライオンさんです。
…つい、大きな声を出そうと怪獣さんになってしまいがち(^^;ですが、やさしい大きな声がすてきです♪
実際にSSTを始めてから、発表や歌のときに、やさしい大きな声がとっても上手になりました!(*^▽^*)
0の声 しゃべらないお話を聞くときや、プリント・お勉強をするときは、お口を閉じてしずかにします。
「お話を聞くときはゼロの声」「お口を閉じる」の言葉が少しずつ定着してきました(^^)/
今回のテーマ「お部屋の中の声」3番いぬ ふつうの声ちょうど良い声は、人それぞれ違います。一番難しいのが、ふつうの声です。
”お部屋の中で”あそぶときや話すときの声は、
「このくらいの声、3番いぬ・ふつうの声だよ」「あ~~」、と先生がお手本の声を出します。
ポイントは、先生が手本となる声を出して練習することです☆
「ふつうの声」や「小さい声」「ちょうどいい声」という抽象的な伝え方は、時に、もっと小さなねずみさんの声になってしまいます。
子どもたちは先生のお手本の声を聞き「あ~~」と声を出しまねっこ、3番のいぬの声・ふつうの声は、このくらいなんだ、ということを実感ながら、繰り返し練習しました。
ライオンさんの声になってしまう子には、「もう少しやさしく、あ~~と出してごらん」など声掛けすると、とても上手になりました♪
大人が手本となる声を出し「このくらいの声でお話ししようね」と声掛けすることがおススメです♪
続けて、
2番ねこ・しずか 1番ねずみ・ひそひそも同様に、発声練習をおこないました。
どんな時に小さな声にしなくてはいけないか、という状況や場面を伝えることで、少しずつ理解が深まりました。
SST以外の場面でも「今は○○だから、ねこさんにしよう」などの声掛けが伝わりやすくなっています。
ご家庭からのお悩みで、お友達に注意をするとき、つい大きな声で伝えてしまう、というご相談があり、2番のねこさんの声で伝えられたら良いね、やさしく言われたら気持ちいいよね、というお話も加えました☆普段の生活の場面でも声掛けを行っています。
「おわります」のあいさつは…
4番のやさしいライオンさんです!すてき~~~☆
最後にひとつ…
おやつの時間に、子どもたちが自分たちで声の大きさを考えてくれる場面があり、とても感動しました。
子どもたち自身で「あ~~」と練習し「このくらいがいいよね」と話していて、とてもステキでした(^^♪
SSTを通して、子どもたちのステキ☆が増えていくことが嬉しいです♪
さやか先生